2012
10.28

「憑物語」の感想

Category: 過去記事
憑物語
憑物語
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西尾 維新
講談社
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内容(「BOOK」データベースより)
“頼むからひと思いに―人思いにやってくれ”少しずつ、だがしかし確実に「これまで目を瞑ってきたこと」を清算させられていく阿良々木暦。大学受験も差し迫った2月、ついに彼の身に起こった“見過ごすことのできない”変化とは…。「物語」は終わりへ向けて、憑かれたように走りはじめる―これぞ現代の怪異!怪異!怪異!青春に、別れの言葉はつきものだ。


帯に書いてあった通り、いよいよこの長く続いた物語シリーズも終わりに向かっていくのを感じ始める巻だった。てっきりブラック羽川の話の時にアララギ君が巻き込まれていた事件の話だと思っていたが違った。あれはやらないのか?

自分のなかでようやく余弦のキャラが定着してきた感じ。アニメでキャラ作画を見たときから違和感を感じていたが、「僕は決め顔でそう言った」の台詞をやめてからは容姿と仕草のバランスが取れたと思う。

しかし、いい歳した主人公が妹と風呂に入るシーンが全体の約三分の一を占めるのに成立する小説ってすごいよな。日常的な会話がこの小説において重要な位置を占めていると分かっていても驚嘆である。おかげで超ロングヘアーの月火ちゃんも見てみたくなったじゃないかw

クライマックスは衝撃的すぎて唖然とした。ラスボス感の漂う正弦は新の黒幕の存在をにおわせて自ら殺られるとは誰が予想できただろうか。作者はいい意味で予想をことごとく裏切る天才だと改めて感じさせられた

ラストで忍野の再登場を期待させるような内容があったが、羽川とともに戻ってくるのだろうか。もしかして、すべての黒幕は忍野だったりしてな………ありそうで怖い

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