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2012
12.12

「ふたりの距離の概算(古典部シリーズ)」の感想

Category: 過去記事
ふたりの距離の概算
ふたりの距離の概算
posted with amazlet at 12.12.11
米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 21373

内容紹介
春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理する!


アニメ「氷菓」が素晴らしかったので、その原作をアニメ化しなかったところから読もうと思いこの本をとった。最近ではアニメキャラがのった表紙で売っているところもあるが、もとはラノベでもないのでぱっとみわからなかった。

舞台は新年度。古典部には新入生の一人が仮入部したものの突然入部を断念。違和感を覚えた奉太郎はマラソン大会中に回想しながら推理を展開するのがおおまかなお話。マラソン大会で順番に部員たちと会い話を展開していく構成はおもしろかったし、新入生はどんな容姿や声なのかを想像しながら楽しく読めた。

麻耶花が漫研をやめたり里志との決着がついたなど聞き流せない情報もあってすごい気になった。そもそもなんで対立していたかなどアニメでは分かりにくかったし。

しかし、一つ一つの事実からその人物の心情まで理論的に推測していく奉太郎の探偵力には感心した。犯罪など具体的な事件性がない分おのおのの考えが複雑に絡み合っていて興味深かった。

原作を読んでみて、非常に無駄のなく話が組み立てられていてある意味美しいとも思った。アニメでは綺麗な作画や声などにも注目していたので漠然としか感じなかったが、それらがない小説でははっきりと認識することができた。些細な内容にみえたものも終盤の奉太郎の推理に絡んできてすごかった。

これはアニメ化したところも小説で読んでみたら絶対に楽しめるだろうな。そして続きも気になります!


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