2012
06.30

おすすめラノベ「魔法科高校の劣等生」

Category: 過去記事
魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)
佐島 勤
アスキーメディアワークス (2011-07-08)
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魔法★★★★★ バトル★★★★☆ 恋愛★★☆☆☆

あらすじ
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。


「ソードアート・オンライン」に次ぐオンライン小説界からの作品だけあって、内容の濃いストーリー。

タイトルと反して、主人公最強系。アニメ化した「ソードアート・オンライン」や、となりのヤングジャンプで連載中の「ワンパンマン」などにあるように、やはりネットでは主人公が無双する作品は受けがいいのだろうか?

主人公は世間的な魔法師としての評価は低いものの、独自の能力と洗練された体術で高い戦闘能力をもつ。さらに、高校一年生とは思えないほど頭脳明晰で冷静沈着である。しかもこの小説は主人公を取り巻く仲間もそれぞれの技術を特化させた高い戦闘力をもっている。

作中の魔法は、適性と努力が必要な専門職やスポーツと同じように扱われている。これらによる社会格差を学校内の格差意識に当てはめて描いている。実力があっても正当に評価されない苛立ち、努力を才能と勘違いしたひがみといった、現代社会でもありがちな問題を取り上げている。筆者がサラリーマンで社会人であるためか、非常にリアルに描写されている。

それらが具現化したかのような敵キャラ達を主人公達がボコボコにする話。もちろん、彼らも実力に見合う評価を必ずしも受けているわけではないが、周りの評価が一番でないことをちゃんと理解している。逆に、バランスよく世間的に優れた名家の生徒とも関わっていく。

とにかく設定が細かい。魔法を説明するにあたって、様々な創作要素をいれて分かりやすく理論化している。基礎理論をしっかりと設定することで主人公のオリジナルスキルが際立っているのは言うまでもないだろう。魔法意外にも、学校制度や魔法競技など、クリエイティブな設定が多く組み込まれていて飽きない。

インデックスやソードアート・オンラインが好きな方には強くおすすめしたいアクションファンタジー小説だ。


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