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2012
07.03

「坂道のアポロン」最終回の感想と総評

Category: アニメ
坂道のアポロン 第1巻 Blu-ray 【初回限定生産版】
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後日談とクライマックスを同時にもってきた最終回はあまりの斬新さに心うたれた。8年間という空白の時間がなんともいえない気持ちにさせた。最後のセッションはすごいの一言だ。しかもセッション→スペシャルOP→EDの演出は見事。とても満足のいくラストだった。

作品全体として、萌えを一切排除した雰囲気がすごく気に入っていた。人付き合いが苦手な薫が不器用ながら千太郎やりっちゃんに真正面からぶつかっていく姿は最近はやりのハーレム主人公とは正反対で観ていて楽しかった。女の子に恋をして、勇気をだして告白する恋愛小説並の純情っぷりが心に響いた。ジャズ漫画でありながら「人間を描いた作品」と原作者いっている通り、人間の絆の大切さが伝わってくるアニメだった。薫と千太郎のコンビみたいに、例え一人だけでも心が許せる親友がいるっていいよね。
物語の舞台が1960年代の設定だったのがいい味を出していた。今は珍しいレコード屋や木造の品々が時代を感じさせていたし、なにもかも便利になった現代とは違う価値観を人々がもっているのが興味深かった。東京に行くのは寝台列車で都会がすごく遠い世界のように書かれているのもその一例だろう。逆に文化祭の形などは現代にも受け継がれているのを見ると、伝統の大切さもわかるいいアニメ。

また、学生運動やらで活気に飲み込まれそうな都会ではなく、長崎の田舎をチョイスしていたもよかった。クリスチャンが浸透していたり、自然が豊かな生活は都会暮らしが長い自分には分からない感覚で新鮮だった。

時代の差を感じると同時に、時代を超えて人々に感動を与える音楽のすごさを実感した。はやりのアニソンもいいが、年季の入ったジャズの独特のよさに惹かれてしまった。最終回と文化祭のセッションが最高だった!

1クールだったが、ちゃんとストーリーが完結したし内容の濃いアニメだったと思う。萌え文化に反した、完全な実力派ストーリーで最後まで観たかいがあった。


P.S.
みなさんの心に残った名シーンを教えてください。自分は3話の告白シーンですかね。
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