2012
07.23

「魔法科高校の劣等生」5巻の感想

Category: 過去記事
魔法科高校の劣等生〈5〉夏休み編+1 (電撃文庫)
佐島 勤
アスキーメディアワークス (2012-04-10)
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あらすじ
今度の『魔法科』は特別編。ウェブ未公開の最新書きおろし短編を収録。魔法科高校生徒たちの意外なエピソードが紐解かれる。『夏の休日』―の別荘に遊びに来た、達也とその友人たち。豪華なリゾート地でバカンスを堪能する中、達也に恋心を抱くほのかが気合いの一大決心を!?『友情と信頼とロリコン疑惑』―十師族・一条家の次期当主、一条将輝。彼の友人である吉祥寺と共に過ごすプライベートとは…?『メモリーズ・オブ・ザ・サマー』―達也と深雪が町にショッピングへと繰り出した。深雪は、デートのようなシチュエーションに心躍らせていたが…。『会長選挙と女王さま』―三年生である真由美が、もうすぐ生徒会会長を引退するという。その後継者に、とある人物を名指しするが…。


六巻が発売されて更に注目を集めることとなったこのシリーズだが、自分はようやく五巻を読み終わった。六巻は近日中に読みたいと思っているが、短編集の五巻にも色々面白い展開があったので感想を書きたい。

まず思ったのは、主人公最強系には大きな落とし穴があったということだ。これは完全に自分の主観だが、普段達也の超活躍っぷりを見ていると、サイドストーリーでもついつい彼の登場に期待してしまう。そう考えながら読んでいると、純粋のサブキャラのストーリーが楽しめてないなと思ってしまう。それほどまでに達也の存在が、悪く言えば強烈すぎる。どの話も興味深いのは確かなんだけどね。

本編ではイレギュラーの権化たる達也の活躍を見てるせいで普通の魔法師がどんなもんなのか少し分かりにくくなっているが、彼らが社会でどういう存在なのかが短編を読んでわかった気がする。極端な例では、つくられた人間との認識もあったが、現実のトップアスリートを最先端科学によってうみ出されたものだと考える人がいるのと同じ感覚なのだろうか。どちらにせよ、どの時代にもアホはいるんだなw

生徒会長選挙の話では、わんちゃん深雪がなるのかと思ったが安定打だった。しかし学校行事があるごとに事件が起こるとは、個人がそれぞれ魔法という強い力をもつとろくなことが起こらないな。さりげなく民主制を批判してたし、デモクラシーが最悪の政治体制であることが垣間見えてなかなか面白かった。

最後には数字落ちにも言及してたし、今後はさらに十師族がかかわってくるのだろうか。達也と深雪との関係もまだ謎な部分があるし、今後とも目が離せない!

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