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2012
08.17

「生徒会探偵キリカ」1巻の感想

Category: 過去記事
生徒会探偵キリカ1 (講談社ラノベ文庫)
杉井 光
講談社 (2011-12-02)
売り上げランキング: 15424

あらすじ
僕が入学してしまった高校は、生徒数8000人の超巨大学園。その生徒会を牛耳るのは、たった三人の女の子だった。女のくせに女好きの暴君会長、全校のマドンナである副会長、そして総額八億円もの生徒会予算を握る不登校児・聖橋キリカ。生徒会長によってむりやり生徒会に引きずり込まれた僕は、キリカの「もうひとつの役職」を手伝うことになり…生徒会室に次々やってくるトラブルや変人たちと戦う日々が始まるのだった!


今作も気弱な高校生の主人公と天才美少女がメインヒロインのお馴染みのタッグ。舞台は超巨大学校の生徒会執行部。次々と起こるどたばた騒動を日影とキリカが解決していく話。しかも最後に爽快感溢れるきれいなオチをつけて。

ラストのキメは最高だった。生徒達が一丸となって学校側と戦うのは学園ものの醍醐味。しかし最後の最後でキリカを探偵ではなく会計として扱った演出は見事だったなー。感動した!

日影とキリカがおとなしい性格で、序盤は結構下らない事件が続いたのに物語が全体的に盛り上がったのは生徒会長の存在が大きかったと感じた。流石生徒会の権力ここまで大きくしただけあるというか、彼女のノリのよさ、豪快さは作品を明るくしていた。やっぱり自分は精神的に大人な明るい女性に弱い気がするな。

現実問題、この学校くらい生徒会の権力が強いと面白いなと思った。8億円という巨大な予算は驚きだが、その予算案を生徒会執行部で組むという事実のほうがすごい。それだけキリカを含めた生徒会執行部が信用されているということなのだろう。そして執行部と対立するように存在する中央議会風紀委員会の存在もでかかった。あのように教職員から独立して生徒同士で切磋琢磨する姿はある種の美しさがある。

筆者の作品として「神様のメモ帳」「さよならピアノソナタ」「楽聖少女」などを読んできたわけだが、次から次へとよくアイディアが思い付くものだと改めて感服した。杉井光さんの頭のなかを覗きたい気持ちにさせるほど創作性溢れる物語だった。

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