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2012
08.07

映画「マルドゥック・スクランブル~圧縮~」のレビュー

Category: アニメ
マルドゥック・スクランブル 圧縮 [DVD]
キングレコード (2011-08-24)
売り上げランキング: 15081

あらすじ
孤独な少女娼婦バロットは、彼女を拾い、生かしたシェルに対してその真実を求める。しかし、自分に与えられた全てを知ろうとしたバロットの行為を知ったシェルは、彼女が乗った車を爆破する。死の淵を漂う間、バロットは意識の奥深くで自問する。「自分は生きたいのか。死にたいのか。」そして、シェルの裏の顔を知り、彼を追っていた委任事件担当官のドクター・イースターウフコックは、人命保護を目的とした緊急法令“マルドゥック・スクランブル-09”により、バロットの全身の皮膚を強化繊維で再構成させ、彼女を救う。「何故、殺されたのか」「何故、私なのか」…相次ぐ疑問が押し寄せる中、バロットはウフコックやイースターとの関わりを通していくうちに、「生きる」ことを選択する。そんな中、彼女が生きていることを知ったシェルは、09委任事件担当官であるボイルドを雇い、バロット抹殺を指示。バロット、そしてボイルドと深い因縁関係にあるウフコックによる、決死の戦いが始まる…。


第24回日本SF大賞受賞の傑作小説を映画化した作品。全3部作で「圧縮」はその1作目。第2部の「燃焼」のDVDは今年の7月25日に発売されたばかりで、第3部の「排気」は9月29日に公開される。

先日、友人にすすめられて観賞してみたのだが大賞をとったことが納得できる実力派映画だった。声優陣は主人公バロット役の林原めぐみさんをはじめ実績ある人が軒を連ね、全体的にダークで透明感がある綺麗な作画が作品の近未来的な裏社会の雰囲気をうまくかもし出していた。

バロットの設定が元娼婦だけあって、色々と裸体を描くシーンが出てくるがまったく卑猥さを感じなかったのもこの映画の魅力の一つだと思った。移植や人体改造技術が進化したため可能な人外的な姿をみると、逆に人間の体に神秘的なものを感じた。これがテレビ放送で全部隠れていたら、むしろ印象が悪くなっていたかもしれないと思える。

なんの予備知識もなく映画を観たため、生命の保護などに限って禁じられた科学技術の使用を認める「マルドゥック・スクランブル-09法」や、ネズミ型万能兵器のウフコックなど色々ぶっ飛んだオーバーテクノロジーを最初理解するのに苦労した。それらがわれわれとなじみ深い科学の延長線上にあると考えると、現実の未来もなかなかカオスになりそうだ。

法に守られた法廷と無法状態の裏社会のバランスがよくとれていた。ただ強い相手を倒していくシナリオではなくて、道徳的観念にも迫ったいい物語だった。特にバロットとウフコックのやり取りには普通の人間とはなにかを考えさせられる。アクションだけでなくほかの要素においてもこれは続編にもおおいに期待できそうだ。




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dot 2013.12.14 03:12 | 編集
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