2012
08.20

映画「マルドゥック・スクランブル~燃焼~」の感想

Category: アニメ
マルドゥック・スクランブル 燃焼 [DVD]
キングレコード (2012-07-25)
売り上げランキング: 1576

あらすじ
賭博師シェルの犯罪に巻き込まれた少女娼婦バロットと、委任事件担当官のネズミにして万能兵器のウフコック。その眼前に、かつてウフコックを濫用して殺戮の限りを尽くした男ボイルドが立ち塞がる…。息絶え絶えのウフコックを連れてドクターが訪れた先は「楽園」だった。そこは学術的に命の研究を行う実験施設。「楽園」の技術で一命を繋ぎ止めたバロットは、ウフコックを探し回る中、施設を作り上げた3博士のひとりフェイスマンと出会い、「楽園」の“過去”を知ることとなる。「楽園」の技術でウフコックは生き返り、バロットはウフコックへ「濫用」したことを謝る。ウフコックは逆に、自分の力不足でバロットを危ない目にあわせてしまったことを謝罪。二人の絆はさらに強まった。シェルの移し替えられた記憶は、シェルが経営するカジノの百万ドルチップの中に隠されていることが判明した。 バロットはシェルの罪状を白日の下に晒すため、チップを手に入れることを決意する。ドクターの猛特訓によって、カジノにおけるゲームの本質的な勝ち方を学ぶバロット。カジノへ乗り込み順調に資金を増やしていくが、ルーレット台にたどり着いた彼女の前に、伝説の女性スピナー、ベル・ウィングが立ち塞がる!!


1章の「圧縮」はアクション多めだったのに対し、2章の「燃焼」はカジノが主な舞台で知的な印象。ウフコックは無事に復活したし、全体的に落ち着いて見ることができた。バランスよく作られている作品だと改めて感じた。

前半で出てきた「楽園」はいろんな意味で不思議な空間である。それは命そのものが神秘的なものだと描いているみたいであった。しかし同時に、ああも変わり果てた人たちをみると命がなんなのか疑問を抱いてしまう。動くことは忘れた人、首から下がない人。彼らは本当に人と呼べるのだろうか。人間よりも人間らしいウフコックの存在をかんがみると、興味深いものがある。

後半のカジノでのウフコックとバロットのコンビは見ていて痛快だった。イカサマを更にその上をいくイカサマで返すのは王道ながらおもしろい。しかしそれすら見破らんとする最後のボスみたいな男がどう攻めてくるのか楽しみだ。やっぱり最後はブラックジャックだな。

イブが知恵の実を食べたことにより恥じらいを覚えたように、バロットも精神的な成長で一段と少女らしくなったと思った。戦闘服は凛々しくてかっこよかったし、カジノで着ていたドレスは可憐で魅力的だった。つくりだされた美しさでなく、本質的な女性の美しさを垣間見た気がする。

これは3章を絶対に映画館に見に行きたいところ。バロットの選択する未来をしかとこの目で見届けたい。女の生き様を示したベル・ウィングも、予告をみた感じだとまだ絡んできそうなので期待したい。



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