2012
08.15

「アクセル・ワールド」12巻の感想

Category: 過去記事
アクセル・ワールド12 ―赤の紋章― (電撃文庫)
川原礫
アスキー・メディアワークス (2012-08-10)
売り上げランキング: 6

あらすじ(「BOOK」データベースより)
大天使メタトロン”打倒のため、シルバー・クロウは新アビリティ“理論鏡面”獲得ミッションに励んでいた。四埜宮謡の助言もあり、ようやくその光明が見えはじめたハルユキだったが、突如現れた謎の最強“レベル1”アバター“ウルフラム・サーベラス”との交戦により、ミッション成就はいまだ果たせないままだった。そんな状況の中、“チョコレート装甲”を持つ、小さな貴婦人アバター“ショコラ・パペッター”がハルユキの前に現れた。彼女により、シルバー・クロウは待望のアビリティを得ることに―!?思わずペロペロしたくなるスウィートなアバターも登場する次世代青春エンタテイメント。


またまたとんでもないやつが現れた。ウルフラム・サーべラスにはまだまだ隠された真実がありそうだが、今回わかった内容だけでもかなりやばそうなイメージ。最悪の場合を考えると意図的に造られた三重人格者ということか。アビリティも強いし、災禍の鎧との関係も気になるところ。

ショコラの話はストーリー大筋とは少しずれていたものの、個性の違いがもたらす軋轢を身近に感じさせるもので、読んでいて若干辛かった。ブレインバーストがいかにフェアなゲームと言えど、人間の主観が入れば差別意識は生まれてくる。誰しもが自分に誇りをもてるわけではないのだと、なにか事件の根幹にも通ずるものを感じた気がする。

明かされた赤の王レッド・ライダーと白の王ホワイト・コスモスについての話は思ってた以上に深くて驚いた。姉妹そろって王はすごいというより姉妹だからこそ白黒はっきり分かれたと考えたほうがいいのかもしれないな。

ところで、今巻でハルユキが習得したアビリティ“光線誘導”は“理論鏡面”より強そうなイメージを持ったのは自分だけだろうか。レーザーを分散するわけではなく方向転換するわけだから、防御だけでなく攻撃にも使える可能性がある。自分の予想では、効果対象が狭く狙って発動しないといけないなど条件が厳しいのではないかと考えている。

そしてラストでは待ちに待ったアクア・カレントの再登場。彼女が以前みせた知的で戦略的な闘い方は読んでいて惚れ惚れした。それがまたみれるとはテンション上がりまくり!

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