デート・ア・ライブ 十香デッドエンド (富士見ファンタジア文庫)
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橘 公司
富士見書房 (2011-03-19)
売り上げランキング: 4644
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内容(「BOOK」データベースより)
四月一〇日。昨日で春休みが終わり、今日から学校という朝。可愛い妹に起こされ、五河士道は今日もいつも通りの日常が始まると思っていた。精霊と呼ばれる少女と出会うまでは―。突然の衝撃波とともに、跡形もなく、無くなった街並み。クレーターになった街の一角の、中心にその少女はいた。「―おまえも、私を殺しに来たんだろう?」世界を殺す災厄、正体不明の怪物と、世界から否定される少女を止める方法は二つ。殱滅か、対話。軍服に身を包んだ妹・琴里は士道に言う。「というわけでデートして、精霊をデレさせなさい!」「は、はあ…ッ!?」新世代ボーイ・ミーツ・ガール、登場。
アニメ化が決定して、宣伝に力が入ってきている「デート・ア・ライブ」。可愛らしい表紙には前々から興味をもっていたので、この機会に1巻を読んでみた。内容は、圧倒的は力を持つ精霊に武力では対抗できないので、対話によってデレさせようと主人公が奮闘する話である。
結論から言うと、自分好みの作品ではなく全く面白く感じなかった。アニメはもちろんのこと、続巻も読まないと思う。以下の文には超主観的な批判が連なるので、この作品を好きな方はご注意を。
まず、展開がおもしろくない。シドーと十香の周りで外野が騒いでるだけで肝心の二人だけのいいムードが少なかった。二人のデートを組織が途中からサポートの名目で介入したときは不快感がぬぐえなかった。琴理と折紙も外見と内面が離れすぎていて少し偏屈すぎる気がする。
そして極めつけはシドーの隠された能力。最後に無理矢理話を繋げるために突然明かされた二つの能力は設定が雑と言わざるをえない。一応シドーと妹の血が繋がっていないや、組織がシドーのためにつくられたなど、伏線はあったが納得したというよりは唖然とした。ご都合主義な感じが強すぎると思う。
シリアスパートとギャグパートはしっかり区別すべきだと自分は思っている。ギャグのうえに成り立つシリアスやその逆は当然あるが、中途半端にシリアスとギャグを混ぜるとよくない気がする。この物語でいうと特に、災厄である精霊を担当するのが変態集団という設定はあまりシリアスとギャグ、どちらの意味でもおもしろくない。
酷評になってしまってすいません
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コメント
欲しい
kk
2013.03.04 17:00 | 編集

コメントありがとうございます。
欲しいとは読んでみたいということですかな。
可愛い女の子の物語という意味では楽しめると思いますよ。
欲しいとは読んでみたいということですかな。
可愛い女の子の物語という意味では楽しめると思いますよ。
チーズカレー
2013.03.04 21:54 | 編集
