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2012
08.28

「フルメタル・パニック! アナザー」4巻の感想

Category: 過去記事
フルメタル・パニック!  アナザー4 (富士見ファンタジア文庫)
大黒 尚人
富士見書房 (2012-08-18)
売り上げランキング: 37

内容(「BOOK」データベースより)
西アフリカの小国・マランパ共和国。今回、市之瀬達哉たちD.O.M.S.第三班がAS訓練に赴いたのは、内戦中の軍事独裁国家だった。戦乱で疲弊した国民と、それを顧みない政府や軍部。何が正義で、何が悪なのか。初めて目の当たりにした戦争に、達哉の心は大きく揺さぶられる。だが、思い惑うのは達哉一人だけではなかった。アデリーナユースフ、そしてベルトラン。彼らもまた、図らずもこの国で自分自身の過去、現在と対峙することになる―そして、ついに姿を現す『あの男』とは…!?東奔西走のSFミリタリーアクション、全力吶喊。


今作の舞台は前半が内戦中のマランパ共和国で、初めて達哉たちが本格的な戦争に巻き込まれる形になった。人殺しは正義や仕事などと言い訳ができるものでは決してない。人はその事実から正面から向き合わないといけないのだという強いメッセージ性のある物語だった。すでに人殺しが生活の一部となっていた原作とは違うシリアスさが味わえた。

反面後半は完全にクルツのためのストーリーで、重苦しい雰囲気とは無縁で純粋におもしろかった。

4巻目にして、ようやくD.O.M.S.第三班オシラがチームとして定着してきた印象。ユースフを迎え入れ、ブレイズ・レイブン二号機も配備。しかしまだこれといったキャラ特有の特技がないのが残念・・・。

今作は達哉の派手な活躍はなかったものの、戦争という自分が置かれた現実を受け入れ始めている成長っぷりが描かれていた。これを機会に甘ったれた平和ボケを脱却してもう少ししゃきっとしてほしい。

フルメタアナザーは、マオやクルツを始めとした原作フルメタのキャラ達の後日談を楽しむために読んでいる意味合いも大きい。そのため今回のクルツが登場し、ウルズ6のコールサインを使ったときはテンションがめっちゃあがった。狙撃の凄腕もそうだが、あの気さくな雰囲気も変わっていなくて作者が変わってもキャラの本質を捉えていると思った。現時点では可能性は低いだろうが、もう一度クルツがASに乗ってほしいと願ってしまうのは傲慢だろうか。

正直に言うと、どうも三条兄弟がかませ犬な感じがぬぐえない。ステファンが戦場に出て達哉を圧倒したが、無理せずあっさり引いた。こちらの陣営も固まってきたことだし、そろそろ敵と決着をつけてほしい。原作とアナザーを比べてみて、どうやら自分はラスボスと長期的に戦うよりも中ボスと戦いながらラスボスにせまっていく展開が好きなようだ。

なにはともあれ宗介の登場を最大の楽しみにしつつ、今後も「フルメタル・パニック アナザー」を楽しく読んでいきたい。


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コメント
クルツは相変わらずでしたねw
NoNamedot 2012.08.29 15:10 | 編集
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