2012
06.26

おすすめラノベ「ソードアート・オンライン」

Category: 過去記事
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
川原 礫
アスキーメディアワークス
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アクション★★★★☆ スリル★★★★★ 恋愛★★★☆☆

あらすじ
クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する―。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずにログインした約一万人のユーザーと共に、その苛酷なデスバトルは幕を開けた。SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし―。


小説は6月現在で9巻まででている。短編集やサイドストーリーを挟みつつ、様々なMMOゲームが舞台となって物語は進行する。デスゲームとなるのは1巻と2巻の舞台となるゲーム「ソードアート・オンライン」だけだが、他の巻でも人の命の重さをテーマに登場人物達が死と向き合っていく奥深い作品。
2012年夏にはアニメが放送される。

舞台となるのは次世代ゲーム機によってつくりだされたオンラインゲームの仮想世界。精神を仮想世界にリンクすることで文字通り世界に入り込める。作中では、ゲーム内と現実の違いはデータ量の多さでしかないと述べているが、まさしくその通り。本人にとってはそこが現実となる恐ろしさも同時に秘めたシステム。

1巻のSAOは直接的に死が関係してくる作品。ゲームオーバーは即、死とつながる。脱出手段はゲームをクリアするしかない。「ゲームであっても、遊びではない」。筆者が作品をこう表現した通り、死への恐怖がプレイヤーを蝕んでいく描写は読んでるこっちにまで緊張感が伝わってくる。

もしデスゲームにならなかったら、ぜひともプレイしたいくらい面白そうである。
SAOには魔法スキルはなく、豊富なソードスキルが変わりに存在する。武器は刀、レイピア、片手剣、ハンマーなど近接がメイン。RPGにおなじみの索敵、トラップなどの戦闘系から釣り、料理などの非戦闘系までプレイヤースキルも充実している。プレイヤーは各々のスタイルにあわせてステータスを振り分けていく。

未知のオンラインRPGゲームを一回も死なずにクリアするとなると、細心の注意どころの問題ではないだろう。それにゲームに精通したものばかりではないし、もちろん全員が現実を受け入れクリアを目指すほど精神が強くない。絶望ともいえる過酷な状況のなか、プレイヤー達は仲間を集めてギルドを組んだり、鍛冶屋となってサポートにまわったりと、各々のやり方で世界と向かい合っていくことになる。

物語はゲームに閉じ込められてから1年以上経った状態から始まり、キリト自身は全プレイヤーの中で上位レベル者としてソロで活動している。だが、時にはパーティーを組んだりプレイヤー同士の事件に巻き込まれたりと多くの人々と関わっていくことになる。主人公は決して死ぬことはないのは当然なのだが、いつ彼の知り合いが死ぬか分からないスリルは他の作品の追随を許さないだろう。

死がただのゲームオーバーで何回もやり直しがきくゲームの常識を超えて、人間の死への恐怖に迫った名作である


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コメント
いよいよアニメが放送されますね!
キリトの活躍がすごく楽しみです♪
NoNamedot 2012.06.28 16:05 | 編集
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